●イヌの学名はCanis familiarisといい、1758年に命名されました。

 

 

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世の中に不思議なことはたくさんあります。どんなに科学や文明が進んだといっても
恐らく何万分の一も解明されていないのが実態だと思います。
生命の起源にまで科学的に踏み込もうとしていますが、コンピュターではありませんが、
事象はすべて0・1信号に置き換えられるものではなく、天文学的な組み合わせによって
構成されている、という事をいつの日かわかるのかも知れません。人間がそれまで
滅びずに生き延びえていたとしての前提ですが。

人と犬との関係は、まさにある意味天文学的な組み合わせによって成立していたと
思えます。私たち人間と犬が一緒に暮らすようになったのは、わかっているだけでも、
今から約1万年も前のことです。人間とかかわりを持つようになったのは、人間となじみの
ある牛や馬といった動物よりも、犬のほうが早いようです。
なぜ、犬が昔から人間となじみ深い関係(仲間)でいられたのか、いくつか理由が
あると考えられています。

まず、ひとつめは、『犬の能力』です。
犬には獲物<えもの>を捕らえたり、外敵<がいてき>が侵入しそうなとき、いち早くそれを
キャッチして、吠えたり追い立てたりする能力があります。
武器や外敵を防ぐための頑丈<がんじょう>な家のなかった太古の人間にとって、
犬はとても魅力的<みりょくてき>な存在だったはずです。
ちなみに、犬がはじめて会った人によく吠えたりするのは、『警戒心<けいかいしん>』と見知らぬ(あやしい)人物が来たという『飼い主への連絡』からです。

昔、「忠犬ハチ公」の話がありましたが、待っていたその逸話は多少現実から歪曲されて
伝えられてきた経緯があるようですが、人と犬との関係の本質は、能力の面では違って
いても、そのこころの部分でお互いを疑うことがない、という一点につきるのでは
ないでしょうか。そのこころでの関係が、他の動物を圧倒して比類なきものとしての
犬の存在意義を高めてきたのだと思います。

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