●イヌの学名はCanis familiarisといい、1758年に命名されました。

 

 

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犬への肉体的・精神的な虐待行為が後を絶ちません。生産者であるブリーダーによる
ものから、飼い主、はては行政機関による虐待まで、犬にとっても人間同様、格差社会に
生きているようです。異常に大事にされる犬と、生まれながらにして虐待の果てに死んで
いく犬もいます。同じ犬の命が差別から逃れられずに苦しみ、人間のように自分さえ
良ければいいという動物と違い、非常に仲間意識や連帯意識の強い犬たちは、その
不条理さをどうのように思っているのでしょうか。

動物に関する愛護と管理の法律は、日本でも施行されてそれなりの成果は上げてきて
いますが、人と犬との関係の認識という面では、きわめて発展途上国のような段階です。
依然として、犬=弱者としての認識しか持ち合わせず、可愛がるか虐待するかの
二者択一の対象物となっています。

より倫理の面で、犬の使命や犬の権利、人間にとって犬の存在はどのような意味を
もっているかを真剣に考えなければならないと思います。法律は最低限のルールで
虐待には罰則でこたえる類のマニュアルにしか過ぎません。

現世至上主義で生き抜いていく人間には、来世と現世とを行き来している犬の役割には
なかなか気がつくことができず、いずれ来世で「そうだったのか」と気がつかされることと
思いますが。

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